外国為替証拠金取引(FX)のリスク&リターン
為替リスクは、実際に売買する外貨の額に比例しますから、この点は外貨預金と同じです。ただし、外国為替証拠金取引(FX)の場合は、実際に売買する外貨の10分の1以下の証拠金で取り引きできますから、見かけの(投入資金に対する)リターンもリスクも大きくなります。
一方、株式などでは、市場に出回っている量に限りがあるため、価格が暴騰・暴落した時に、買いたくても買えない、売りたくても売れない状態になります。これを流動性リスクと言います。これに対し、為替の場合、メジャー通貨ならば市場に十分な量が出回っていますから、暴騰・暴落はあっても、買えない・売れない状態になることはありません。なお、マイナー通貨の場合は流動性リスクが問題となることがあります。
さて、外国為替証拠金取引(FX)の場合、業者に起因するリスクが問題となります。まず、業者が倒産した場合、業者に預けてある証拠金を取り返せなくなることがあります(信用リスク)。業者自体が悪徳でなくても、業者のカバー先に問題があった場合、同様の事態となります。また、業者の処理能力(サーバーや通信回線)に問題があって取引できなくなり、取引機会を逸することもあります。さらに、業者が示す為替レートに問題があり、注文を出してもレートが変動して不利なレートが再提示されることもあります。このように業者に起因するリスクは取引の安全性に直結しますから、広い意味で信用できる業者を選ぶ必要があります。
外国為替証拠金取引(FX)のリターンは・・・
必ず儲かる、などということはあり得ません。平たく言えば、どちらの通貨が値上がりするかに賭ける「丁半」バクチのようなものです。ただし、偶然に 100%左右されるバクチとは異なり、テクニカル分析・ファンダメンタル分析等をきちんと行い、戦略を立て、かつリスク管理を怠らなければ、利益を得られることが多くなります。なお、外国為替証拠金取引(FX)の場合、外貨預金等とは異なり、「売り買いどちらからでも始められる(どちらの通貨にでも賭けられる)」、「コストが小さい」、「少額の証拠金で多額の外貨を扱える」という特徴がありますから、外貨預金等よりも有利と言えるでしょう。なお、「信頼できる業者」を選び、「情報を収集して」、「自己責任で投資する」ことが条件です。
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